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花組公演 『金色の砂漠』の感想①



おはようございます。

ムーです。

 

 

昨日は雪華抄について書かせていただきましたので、今日は

『金色の砂漠』について書きたいと思います。

と言ってもまだ全然消化できていないので今日は作品全体について書いていきたいと思います。

 

 

広がる『うえくみワールド』

 

 

 

今回も堪能させていただきましたよ!

うえくみワールドうえくみ=上田久美子先生です)

 

『月雲の皇子』

『星逢一夜』

『翼ある人びと』

 

全て上田久美子先生の作品です。

宝塚歌劇団に彗星のように現れ、次々と名作を世に輩出するので先生に着くファンも多いとかなんとか(斯く言う私もその一人ですが)

 

 

そんな先生の世界はとにかく繊細で美しい。

そしてファンのことを考えて妄想の余地を残しておいてくれる脚本作りの天才ですね。

 

『君たちはこの辺りで妄想が膨らむんでしょ?大いに妄想しなさい!』

 

と上田先生が仰っているのが聞こえてきそうです笑←

 

先生の策略にまんまとハマって萌の種をせっせと拾い集めて、

『金色の砂漠最高かよ!』と呟いてる私をうえくみ先生は舞台袖からのぞいてほくそ笑んでるに違いない笑(先生はそんなお人ではないはずです笑)

 

 

少女漫画のような世界観

 

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★王族に女の子が生まれたら男の奴隷を付ける(逆も然り)

 

★奴隷は常に主人と行動を共にする(寝るときも着替えるときも)

 

★主人に何かあれば奴隷がその報いを受ける

 

 

こんな世界観を平気で提示してくるうえくみ先生。

 

冷静に考えればこの規則もやばいしこの国もヤバイと言うことに一瞬で気づくのですが

しっかりと練りこまれた脚本の中では全然気になりませんでした。

 

この一見アブノーマルな規則宝塚マジックの中にこっそり忍ばせて丹念に練りこまれた脚本の中に放り込まれればその舞台の中の規則として観客に怪しまれないのだなと感心してしまいました。

 

 

さすがうえくみ先生。次回作も楽しみにしています。

 

 

豪華な衣装

 

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雪華抄に引き続き、とにかく衣装が煌びやかでしたね。

また、舞台装置、小道具の一つ一つが細部まで凝っていたので

正直目が足りなかった←

 

アラビアンな衣装なので派手で美しいんだろうなと思っていましたが本当に美しかった。

 

今回の衣装担当さん誰なんだろう。。調べてみよう。

 

 

蠢く砂漠

 

写真がなくて残念なのですが、今回の主役とも言える砂漠の砂たち。

『圧巻』の一言です。

 

うえくみ先生はダンスで表現することに長けている先生ですねやっぱり。

これを実感したのは『翼ある人々』で、時間の流れ(季節の流れ)を見事に表現されていて感動しました。

 

私は一度も本物の砂漠に行ったことがないのですが、本公演で蠢く砂漠のシーンを見たときに、『蜃気楼とか砂漠の熱風とかってこんな感じなんだろうな』と想像を膨らませることができました笑

 

 

 砂漠の砂で踊るジェンヌさんたちが真摯に取り組んでくださったからこそ、

今回の公演は成功につながったと言っても過言ではありません。

この場をお借りして砂漠の砂を演じられた方々に拍手を送りたいと思います。

 

良いものを見せてくださり、ありがとうございました。

 

 

選べる3つの愛の形

 

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主人公であるギィタルハーミネの愛の形に共感できなくても(寧ろ共感できる方が少ないのでは。。)

他の姉妹の愛の形には共感できるかもしれません。

 

例えばベーちゃん演じる

心優しき第二王女 ビルマーヤ姫

 

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とキキ演じる奴隷 大きな愛で姫を守るジャー

 

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王道的な宝塚の愛の形であり、一番みなさまが共感しやすかったカップル

ではないでしょうか?

 

ギィとタルハーミネの恋愛シーンは常に緊迫していたのでこの二人の恋愛シーンを見るとほっこりしますよね。

 

主演二人に感情移入できず置いてけぼりを喰らうなんてことがこの作品ではなかったのでよかったです(よく置いてけぼりを喰らうことが合あるので笑)

 

 

明日はキャスト一人一人について書きます!

 

一気に書ききりました。。

ちょっと燃え尽きた感もあるのですがまだお話ししたいことが沢山あるのです!

 

明日はキャスト一人人について時間が許す限り、書いていきたいと思います^^

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 みなさまからのコメントお待ちしておりま〜す!

 

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