花組

仙名彩世が塗り替えたトップ娘役の概念〜花組『ポーの一族』レポ〜



おはようございます。

むーです。

 

遂に観劇強化週間が本日の公演を持って終了してしまいます。

しかし、今日はなんと一階ドセンターで観劇できるのです!

 

この幸運を噛み締めないわけにはいかないでしょう。

 

多分帰りは(集中しすぎて)頭痛と吐き気に襲われるんだろうけど、そんなこと大した問題じゃない!

一瞬一瞬を見逃さないように観劇したいと思います。

 

そして本日。

記念すべき 〜花組「ポーの一族」レポ〜

の初回を飾っていただくのは

 

本公演のMVP。

 

「仙名彩世様」

 

です。

MVPを誰にあげるか迷ったけど(私のMVPなんで誰得にもならない笑)、

私は彼女にあげたい!!

 

みりおでもなく、カレーくんでもはなちゃんでもなく、

 

仙名彩世様にあげたいんだ!

 

 

新たな公式、それは『トップ娘役=極上の女』

 

仙名シーラが舞台に出てきたとき、思わずスモークを焚きたくなるのは私だけでは無いはず。

 

高貴な彼女の周りにはポーツネル伯爵以外が触れることができないよう、

濃い霧がいつも彼女を包んでいるようなオーラさえを感じる。

 

シーラの言動は上品で物腰柔らかく、老若男女問わず虜にしてしまう魅力がある。なのにどこか近寄りがたい雰囲気がある。

時折見せる眼差しは背筋が凍るほど冷たいし艶やかに笑うシーンでは見えもしない牙が見えてしまった気がする

 

彼女はまさにバンパネラの奥方に相応しい出で立ちだった。

彼女がいるからこそ、この家族の品格が上がっているのは明白でしょう。

 

正直、ゆきちゃんがシーラを演じると聞いたときは嬉しさ半分悲しさ半分だった。

実力派の彼女はここ最近、THE王道娘役と言われるような可憐な少女役を演じることがめっきり少なくなってしまっていた。

 

ポーの一族を舞台化すると聞いたときに、『今回も可憐なゆきちゃんは見ることができないのかもしれないな。。』と少しがっかりしてしまった時期があった。

ポーの一族の舞台化は誰もが望んでいたことだし私も嬉しかったのだけど

この件だけがずっと前から気がかりだった。

 

でもこんな私の考えは愚かだということに開幕してすぐにわかった。

 

 この記事↓で書いたことを思い出したのだ。

www.zuccazuccamu.com

 

仙名彩世さまはヒロインという枠をとうの昔に自ら打ち捨てていた。

彼女は単なる娘役トップでは無い。

可憐なヒロインなんかで収まるようなタカラジェンヌじゃない。

 

そう、彼女が目指すべきは可憐なトップ娘役ではない。

 

 

彼女には他のトップ娘役には無い、

気品溢れる極上の女になれる才能があるのだ。

 

これからもその稀有な才能を思う存分に生かして役にあたってもらいたい。 

 

洗練された艶やかで美しい所作の数々

 

ぜひ、仙名ポーの指先、目の端に注目してほしい。

 

目の動かし方、指先の折り曲げ方、グローブを外すときの仕草

 

全てが色っぽくて品の良さを感じさせる所作ばかり。

どのシーンを切り取っても全てのシーンが美しすぎてミスショットは無いレベルじゃないか。

 

勿論、今回ゆきちゃんが着ているドレスはどれも類を観ないほどに素敵だ。

 

しかし、どんなに素敵なドレスでも所作によってはボロ雑巾のように見えてしまうことだってある。(昔、そういう娘役さんがいました)

 

ドレスを美しく魅せる術を知っているゆきちゃんだからこそできた着こなしではなかろうか。

 

こうゆう娘役は本当に貴重だと思うのでまだ辞めないでほしい(心の声)

 

観劇おすすめポイントは?

 個人的におすすめなのは

 

 

ジャンクリフォード先生と握手した後に、グローブをするりと外して、艶っぽく笑うゆきちゃんの横顔!!

 

マニアックかもしれないけど超見どころなので是非、、BDでもいいので観て観てください。

 

MY千秋楽行ってくる!

 

とりあえず今日は今からMY千秋楽に行ってくるよ〜!

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