宝塚の観劇感想 花組

極上の美を体現、明日海りおさまについて語る〜花組 ポーの一族レポ〜



おはようございます。

む〜です。

 

昨日は早く家に帰れたので、もう一度ポーの一族のDVDを見返してしまいました。

 

なんとこのDVD(Blu-ray)、今は品切れしているそうです( ゚д゚)Σ

 

キャトルには在庫があるのかもしれませんけど、TCAオンラインショップでは既にSOLD OUTの文字が!!

 

恐るべし花組の『ポーの一族』、、

 

みなさま、お買い求めの際は購入先に在庫があるか確認してから出掛けましょうね。

 

さて。

今日は沢山の方からリクエストをいただいております、

 

永遠の美少年・エドガー・ポーツネルを演じてくれた

 

明日海りお様

 

f:id: :20180327232550j:image

(初めて観賞用と保存用に買ったパンフレット)

 

について語りたいと思います。

 

あまりにも適役すぎて、これ以上彼女に何を望めばいいのか分からなくなってしまった。それほど素敵だった明日海りお様のエドガー。

 

私なりの言葉で、彼女の素晴らしさを伝えられたらと思います。

 

 

 

明日海りおにしかできない、エドガー・ポーツネル

 

私が今まで『この役は明日海りおにしか出来ない』と思った役は

 

『春の雪』の『松枝清顕』

 

(この記事↓で力説して見てるのでよかったらご覧ください笑)

www.zuccazuccamu.com

 

 

これだけだった。

 

しかし、今回この中にエドガーが加わった。

パンフレットをご購入された方ならもうご存知だと思いますが、

 

小池先生の

『エドガーはいた。明日海りおである。』

という言葉は簡潔かつ実に的を得ている。

 

エドガーの持つ、

永遠の美少年に相応しいビジュアル。

怪しくも儚い、水晶のような透明感

天使と悪魔を兼ね備えた魔性の魅力。

外見とは裏腹な大人びた雰囲気。

 

全ての魅力が明日海りおというタカラジェンヌの持ち味とマッチしている。

 

こんな奇跡があっていいのだろうか?

そう思わないほうが可笑しいくらいに全てが全て、

 

明日海りおというタカラジェンヌ

エドガーという架空の少年が繋がるために用意されていたかのようだ。

 

永遠の時に置いてけぼりにされる寂しさ

 

エドガーがバンパネラになってからというもの、言葉にはしなくても

始終つき纏っている『寂しさ』。

 

明日海りお様は『寂しさ』を纏うのが本当に上手なタカラジェンヌだと思うのです。

 

メリーベルといても、ポールツネル夫妻といても、アランといても。

いつも彼は寂しそうなのだ。

 

そして、二回見てようやく気づいた。

 

彼がもし、ポーツネル夫妻のように人間との交流にある程度距離をとっていたら

こんなに寂しい思いをしなくても済んだのではないかと。

 

でも彼は自ら望んで『人間』と関わろうとしている。

関われば関わるほど、傷つくし危険が増すこともわかっているはずなのに。

 

なぜ彼は(人智を超えた彼から見たら)愚かな人間と積極的に交流を測ったのだろうか?

メリーベルのためとは言え、あまりにもリスクが高すぎる。

 

こう考えたときに、彼は未だに自分の中に人間らしさを探していて、人間に対して強い憧れさえ持っていたのではないかと思いました。

 

彼にとっての寂しさ、

それは自分から欠落しかけている『人間らしさ』なのかもしれない。

 

だから『人間らしい』感情を持つアランに 強烈に惹かれていったのではないでしょうか。

 

『孤独』と『孤独』の繋がる瞬間

 

エドガーの周りには色んな意味で『孤独』な人がたくさんいる。

 

アランだけじゃない。メリーベルだって、レイチェルだって、マーゴットだって、クリフォード先生だって。みんなどこかで孤独を抱えている。

この舞台で『孤独』が解決するのは実はエドガーとアランだけかもしれない。

 

最後にみりおエドガーが願うように、それでいて否定も肯定もしない虚ろな声で

 

『おいでよ…… きみもおいでよ  一人ではさびしすぎる……』 

 

こうアランに問いかけた瞬間、行き場をなくしていた『孤独』と『孤独』が溶け合い、一つに繋がるのをかんじました。

 

こう考えるとある意味二人は救われたのかもしれない。。

 

切実に辞めないでほしい

 

明日海りお様。

もうトップになってから3年ほど経つこともよくわかっている。

 

でも辞めないでほしい。

 

こんなに強く辞めないでほしいと願うのは私が大好きだった大空祐飛さん以来だ。

 

こんなに稀有な才能をお持ちなんだから外部に出るべきなのかもしれない。

でも、タカラジェンヌとしての才能に満ち溢れている彼女には

 

まだまだ宝塚の舞台で輝き続けて欲しい。。

痩せ細ってしまっている事実をわかっていても望んでしまう。

 

こんな私を許してね、みりおくん。

 

明日は他の登場人物について一気に感想を書きます!

 

明日は、メリーベルやクリフォード先生をはじめとする登場人物たちに関する

感想を一気に書きたいと思います。

ほんとは一人一人について細かく書きたいのですが、記憶の風化が激しいのでまとめちゃいます笑

 

需要があるかはわからないけれど、私はまだポーの一族の余韻に浸っていたんです。

 

あと一日、浸らせてください。

↓励みになりますので、ポチッとお願いします↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

関連記事

スポンサーリンク

-宝塚の観劇感想, 花組