おはようございます。
む〜です。
ポーの一族復刻版BOXを書い直して、もう一度読み直しているのですが
萩尾望都先生の表現の美しさは時代を超えて人々を魅了すると改めて感じることができました。
久しぶりにいい買い物をしたと思えた夜でした。
さて、月組『カンパニー/BADYY』レポも間も無く終盤を迎えようとしております。
本日は暁千星くんについて語りたいと思います＾＾
男役らしい低い声と伸びやかなダンスが特徴のアリちゃん。
今回はどんな一面を観客に魅せてくれたのでしょうか？
素晴らしきバレエ力
今回はアリちゃんが演じてくれたのは月島バレエ団に所属する若きバレエダンサー、
長谷山 蒼太。
常に前向きで、奥手なミナミの恋を応援するいいこです。
『カンパニー』という作品において、主軸となっている題材の一つに”バレエ”があげられます。
そう、アリちゃんが最も力を入れてきたバレエが今回主軸なんです。
残念ながら、アリちゃんがバレエを踊るシーンはそこまで多くないのですが、
ピルエットし続けるシーンは圧巻です。
私が観劇した日のありちゃんピルエットはとても綺麗に（素人目線ですが）回れていたと思います。
メリーウィドウといい、今回の作品といい、劇団はとにかくありちゃんにピルエットさせたがりますね〜笑
確かに彼女のピルエットは身長も高いしダイナミックなので見応えはあるんですけど、ぶっちゃけ別の子でもいいんじゃないの？と思ってしまう自分がいたり、、笑
ま、そんなことはどうでもいいんですけど。
今回もやっぱりありちゃんのバレエ力は健在でしたし、正直なところ高野悠よりもプリンシパルの名が相応しように見えてしまいました。。←
台詞に感情を乗せられるのようになってきた
ここまで言及してきたことは今までなかったんですけど、
ありちゃんのお声の性質上、全ての台詞が同じトーンで聞こえてしまうんですよね。
良くも悪くもありちゃんの声って落ち着くんです。
そのせいか、焦っている感情を台詞に乗せようとしても、落ち着いた声色のせいであんまり焦っているように聞こえないのです。むしろどっしり構えているように取れます。
『棒読み』までは行かないのですが、
『感情をうまく声に乗せきれていない』こんな印象を受けます。
ありちゃんの動作や表情から彼女の中では感情が豊かに流れているのを感じることはできるのですが、その感情を台詞に乗せようとすると動作や表情の半分くらいの感情しか伝わってこないのが個人的には残念です。
もし私と同じように感じる観客が多いのであれば、台詞回しに工夫が必要かもしれません。
白々しいほど純真無垢な王子様
ショー『BADDY』では、ありちゃん自身の持っている純真無垢で可愛い面を最大限に生かしたお役になっていました。
とにかく赤ちゃんのように可愛い！！おしゃぶりを咥えていないのが不思議なくらい
ベビーフェイスなんです笑
まん丸なお目を目一杯見開いて舞台上を元気に駆け回る姿にめっちゃ癒されました。
今回のショーを見て『暁千星に純真無垢な役をやらせたら右に出るものはいない』と強く感じました。
ありちゃん、癒しをありがとう！！
弱々しい笑顔から頼もしい笑顔へ
私がありちゃんを発見したのは『メリーウィドウ』の頃。
彼女は相次ぐ抜擢をこなしながらもいつも弱々しい笑顔で舞台に立ってたのが今でも忘れられません。
実力のある子なのに、いつも『私ですいません』って顔で舞台に立っている。
正直なところ、『トップを目指したいのか、目指したくないのか』わからないの子でした。
やる気はあるんだろうけど、新人公演主演に抜擢された時もあーさとW主演を飾れた時もイマイチ何をしたいのか、どんな男役さんになりたいのか伝わらない男役さんだと思っていたので勝手にやきもきしていました。←スイマセン
でも、単独主演の『Arkadia－アルカディア－』を終えたあたりからでしょうか？
グンと表情がよくなった気がするのです。（＊もしかしたらもっと前、、『FALSTAFF』あたりかな？）
AFOの時よりも今の方が更に素敵な笑顔を魅せてくれるようになった気がします。
宇月さんやわかばちゃんなど、中堅どころが辞めていく中で、
これからはアリちゃんが月組を担う中核として頑張る番だと勝手に考えています。
今回の舞台でありちゃんの頼もしい笑顔を見れたことで、月組の今後に一安心できました。
頑張ってねありちゃん！！
応援しているよ〜＾＾
明日は海乃美月ちゃん
明日は海乃美月ちゃんについて語ろうと思います。
もし、『この人について語って欲しい！』というのがあればリクエストくださいね
お待ちしておりま〜す！
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