お知らせ

花組と生田先生とリストとエリザベートと。



おはようございます。
む~です。

 

昨日は来年の花組大劇場公演が発表されましたね!

生田先生のひさしぶりの花組大劇場公演作品ということで注目度が高い一方で、

 

「次回大劇場作品はエリザベートだと思っていた!」

 

という声もちらほら聞こえます。

今日はタイトルに色々詰め込みましたが笑

花組と生田先生とリストとエリザベートについていろいろ書きます。

 

花組と生田大和の関係

生田先生と花組。


いままであまり関わりがなかったように思えますが、実は生田先生の大劇場デビュー作は花組発なのです。

  • ミュージカル『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』(2014年 花組 主演:蘭寿とむ)*大劇場デビュー作
  • ミュージカル『Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』(2016年 宙組 主演:朝夏まなと)
  • ミュージカル『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』(2017年 - 2018年 雪組 主演:望海風斗)
  • 祝祭喜歌劇『CASANOVA』(2019年 花組 主演:明日海りお)
  • レビュー・アラベスク『シルクロード~盗賊と宝石~』(2021年 雪組 主演:望海風斗)
  • Musicalシャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』-サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る-(2021年 宙組 主演:真風涼帆)


ちなみに、彼が演出家デビューしたのも花組(朝香まなと主演:『BUND/NEON 上海』)でした。
思えばゆきちゃんの退団公演は生田先生でしたね。

光くんの主演作を生田先生が手掛けるのは初めてだけど、意外と花組とは定期的にお仕事はあるんですね。

生田先生、デビュー当初はとにかく物語の流れが理屈っぽくて長ったらしくて好きじゃなかったのですが(ボロクソ言ってすいません)、近年の大劇場作品は話にまとまりもでてきて見やすくなった印象があります。


「巡礼の年」と聞くとが村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を思い出すけど、もしかして生田先生はここから着想を得たりしたのでしょうか??

柚香光とフランツ・リストとショパンとマリー

宝塚のフランツ・リストといえば私の中では愛月ひかる(翼ある人々でリスト役を演じていました)のイメージが非常に強いのですが、柚香光でリストやります!といわれると一発でイメージが湧きました。

リストの憂いを帯びた美しさ。
常任離れした長くしなやかな指。
その指と繊細な心から生み出された数々の名曲たち。

 


光くん、間違いなくぴったりですね。


今回リストの長い生涯でフォーカスされるであろう時期は絶世の美女、マリー・ダグー(星風まどか)と出会ってから。
彼女と出会ってから制作されたといわれているのが、先ほどもチラッとお話した、「巡礼の年」です。

【巡礼の年】
この曲は、若きフランツ・リストが、当時ベストセラーとなっていた小説『オーベルマン』から着想を得て作曲されたもの。この「おーベルマン」は貧富の格差が拡大していた社会の実像に触れた内容もあって、19世紀前半のヨーロッパにちょっとした自殺ブームをもたらした小説でもありました。
彼が20~60代の土地の印象・経験をもとに作曲されており、《第1年:スイス》《第2年:イタリア》《ヴェネツィアとナポリ(第2年補遺)》《第3年》の4集からなるピアノ独奏曲です。

華やかな曲も含まれていますが、個人的には哀愁漂う曲が多かったように思いますね・・・。
超絶技巧のフランツ・リストらしくない作品と言われればそうなのかもしれません。

リストが21歳の時にマリーは26歳(まだ離婚してない)。
駆け落ち同然で二人はスイスに逃げ込み、その頃からリストはこの「巡礼の年」を手掛け始めたといわれています。


時を同じくして21歳の時に出会ったのが生涯の友でありライバルでもあったショパン(水美舞斗)

彼らは全く異なる作風を持つ互いの存在に惹かれて認め合いましたが、色々あって友情は決裂。
リストは超絶技巧だけで人気を集める日々にむなしさを感じ、ドイツで宮廷楽長の職を得ますが、その矢先にショパンの訃報を聞き、その後かの有名な「愛の夢」(ショパンの繊細さを感じる曲ですよね・・・)を世に送り出しました。

 

華やかなで高い演奏技術を持ちながら虚しさを抱えていたリスト(柚香光)
自分自身と対話するような繊細な曲を作ってきたショパン(水美舞斗)
リストと結婚には至らなかったものの、間違いなく彼のミューズであったマリー・ダグー(星風まどか)


この3名の運命的な出会いを生田先生がどうまとめるのかがきになりますね。

 

 

花組「エリザベート」はいつか?

そして皆様待望の花組「エリザベート」。
これはひとこちゃんのトップ就任時にくるのではないでしょうか?

[blogcard url="https://note.com/zuccazuccamu/n/n29905f208cd0"]


これについてはnoteで詳しく語っているのでそちらをご覧いただいたほうがいいかな。
気になる方のみご覧ください。

 

花組次回大劇場作品が楽しみである。

とにもかくにも、花組の次回大劇場作品が非常に楽しみです。

これはちょっと見に行きたいなぁ・・・。

では!

 

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