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宝塚歌劇団の組配属はどうやって決まるの?〜データから見る傾向〜



おはようございます。
む〜です。

宝塚歌劇団の生徒さんに関するデータを色々まとめていて思ったこと。

「組配属ってどうやって決まるの??」

毎年組配属が発表されても、「そうんなんだ〜。みんながんばれ〜!」って感じでさら〜っと流してたけれど、よくよく考えると組配属ってどんな感じで決まっているんだ??

ということで今回は組配属の傾向をゆる〜く読み解いていこうと思います。

【傾向①】雪組・花組は首席入団者が多い。

実は昨日、1990年からの首席の一覧表を作りました。

宝塚歌劇団 首席入団者一覧【2020年5月更新】

続きを見る

間違えだらけで本当に申し訳なかったけど、心優しき方々が訂正するべき箇所を教えてくださったので完成版に近づいてきました(読者の皆様、本当にありがとうございます!!)

この一覧表をぱっとみて思ったのが、

雪組と花組の首席確保率高くない?

ってこと。

早速、各組の首席入団者配属率を割り出してみました。その結果がこちら↓

花組22.5% (31名中7名)
月組12.9% (31名中4名)
雪組35.4% (31名中11名)
星組16.1% (31名中5名)
宙組12.9% (31人中4名)

*76期(1990年)〜106期(2020年)データを元に作成

*宙組さんは1998年に創立した組です。

数値だけでいうとダントツで雪組さんが首席入団者が多い状態です。
次点が花組さんということになりますが、この結果も見方によっては各組の傾向が出ているのではないかなと思います。

組配属の基準がどうなっているのか、どんなシステムで決められているのかはわかりませんが、少なくとも雪組・花組は首席入団者を好む傾向にあるように取れました。

となると、他の組はどんな傾向があるのでしょうか?

みていきたいとおもいます。

【傾向②】高身長な男役は月組・宙組配属

今回、105期生と106期生の身長データをまとめてみたところ、組配属の傾向がみられました。

106期生 組別平均身長

花組169.3m
月組170.0cm
雪組169.6cm
星組169.7cm
宙組174.1cm

105期生 組別平均身長

花組169.5cm
月組172.7cm
雪組169.0cm
星組171.5cm
宙組170.4cm

首席入団者配属率の高い雪組・花組は大体169cm代の男役さんが配属されているようです。
169cmってちょっと前の宝塚では高身長な方だったと思うのですが、最近はスタンダードになりつつあるのかも??

ここで注目すべきは月組さんと宙組さん

高身長といえば宙組さんのイメージでしたが、意外にも105期生の組配属では月組に配属された男役さんの平均身長が最も高いという結果になりました。

月組も宙組も現代的な舞台に定評のある組ということ考えれば、この組配属も納得かも。

傾向③成績上位者が多いのは雪組?

入団時の成績を元に配属組別の平均順位を出してみました。

結論からいうと、『バランスよく配属されているが、平均成績が良いのは雪組』という結果が出ました。

106期生 組別平均順位

花組17位
月組22位
雪組17位
星組23位
宙組18位

105期生 組別平均順位

花組16位
月組24位
雪組15位
星組21位
宙組24位

その時の”補強すべき人材”で組配属は変わってくる

今回は直近のデータで調べてみましたが、調べていてなんとなく感じたのは

  • 雪P・花Pは成績上位者を好む
  • 宙P・月Pは高身長な男役を好む

この2点だけでした。

おそらくその年によって補強すべき人材が各組で異なっていて、いい塩梅に振り分けられているのでしょう。

今度時間があるときに娘役さんの身長なども調べてみたいなぁ〜!!

ということで!

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