おはようございます。
むーです。
昨日は星蘭ひとみちゃんの退団が発表されました。
せーらちゃんの退団発表を見て、自分が感じたこと、思ったことを記録しておこうと思います。
一瞬の驚きと寂しさと。
せーらちゃんの退団は実は誰もが「なんとなく」予感していたことだったのではないだろうか?
いつから「なんとなく予感」できていたかは定かではないけど、彼女が映像専科として活躍することが発表されたその時から少しだけそんな気がしていた。
ただ16時に発表されたときはやっぱり驚いて。
一瞬の驚きと、彼女の美しすぎた舞台姿が花火のように思い出されて、そのあとは漠然とした寂寥感に浸っていました。
正直、私は舞台人としての星蘭ひとみに魅力を感じたことはなかった。
でも、彼女があの美貌を武器にして、どうやってタカラジェンヌとして成長していくのかはとても興味があったし、お芝居・歌・ダンスをモノにしてしまった時のせーらちゃんの輝きはきっと半端なかったと思う。誰もが手をかざして見上げてしまうほど眩かったと思う。
そんなタカラジェンヌとして星蘭ひとみが辿れたかもしれない「if」の世界を考えると、寂しいという気持ちが湧き上がってきてしまう。
大階段は降りないその真意
宝塚の人事はいつもそうだけど、真実は誰にもわからない。
ここでわかっている事実は一つだけ。
星蘭ひとみは大階段を降りずに、宝塚歌劇団の作品に出演せずに、静かに退団するということ。
今回、せーらちゃんが宝塚音楽学校の生徒として舞台を踏まずに退団する。
ご本人と劇団が話し合いを重ねた上で決めたことなんだろうけど、、、。
せめて宝塚歌劇団の生徒として、階段降りくらいさせてあげたかったなんて思ってしまうのは私のエゴだろうか。
そもそも「させてあげたかった」という考え方自体が間違えているのはわかっている。
でも今回のせーらちゃんの退団に関しては「せーらちゃんが可哀想」という気持ちになってしまうのはなぜだろう。
私はなんとなく今回の退団や映像専科騒動は、宝塚歌劇団の希望と星蘭ひとみちゃんの意志の食い違いを感じている。
超勝手な推測だけど、せーらちゃんは映像専科にあまり乗り気ではなかったんじゃないかな・・。
何かの番組で「宝塚が大好きでどうしても入りたくて受験を決めた」とおっしゃっていたし、本当は宝塚歌劇団に入団した以上、タカラジェンヌとして舞台上で活躍することを望んでいたのかもなぁと思ってしまう。
宝塚が好きで入ったなら映像専科としての活動は彼女にとって疑問でしかなかったかもしれないし、色々悩んでしまったのかもしれない。舞台人でもない、女優でもないという微妙な立ち位置だったし。私のような外野がやいやい言うよりも、彼女は大変だったと思う。
いずれにせよ、色々悩んだ上での決断だったのだろう。
彼女の出した決断が幸せな未来への投資であることをファンはただただ祈るだけだし、もし女優さんとして今後も活躍してくれるなら応援してます!
映像専科とは何だったのか?
映像専科としての活躍を期待されていた、せーらちゃんの退団。
これは劇団にとっても予想外の出来事だったのではないでしょうか??
せーらちゃんが映像専科として活躍することを発表したときは、宣材写真も凝っていたし、「これから映像専科として頑張ってもらいます!」と言う感じで、しばらく(少なくとも当分は)映像専科として活躍することが予定されているような印象を受けた。(少なくとも私はそう受け止めました)
ポジティブに捉えれば「元からスカウトの話があったため、彼女のために劇団が映像専科を作って援護射撃をしてあげた」という劇団万歳な話になる能性もあるけれど、個人的には彼女一人のためにそこまで劇団が労力を割く理由がわからない。
劇団としてはせーらちゃんを皮切りに映像専科の道を模索したい気持ちも少なからずあったのかもしれません。
結局のところ、「映像専科とは一体なんだったのか?」という疑問だけを残してこの特別枠は幻になってしまいそうです。
せーらちゃんが退団することで映像専科の道は閉ざされたと考えていいでしょう・・。
ひっそりと退団はやっぱり寂しいよ・・
彼女がどう思っているかはわからないけど、せめて星組のエルアルコンにでて階段降りさせてあげて欲しかったなぁ・・。
「自分は映像専科だからもう舞台に立つ資格はない」なんてことは、思っていないことだけを願いたい。
彼女が選んだ道が幸せなモノでありますように。
そして退団後も蘭のように気高く美しく、星のようにキラキラと大きな瞳を輝かせて、生きていってほしいなと思います。
彼女の今後に幸あれ!!
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