おはようございます〜。
む〜です。
3連休、皆さんはどのように過ごされていますか?
私は本日BBQに行ってきます。
BBQ何年振りだろうって感じですが、頑張って肉を焼いてきます笑
そしてそして、花組公演好評みたいですね!
早く東京に来て欲しいなぁと心待ちにしています。
3回観劇で足りるかな〜足りないかな〜。。
前置きが長くなってしまいましたが,今日はここ最近で思ったことについて書きますね。
宝塚の文化
先日、各ネット報道で取り上げられたこちらのニュースについて皆さんはご存知でしょうか?
私もニュースを読みましたが、かなり大袈裟に誇張して書かれているようで
大変残念に思っています。(女性自身さんではそこまで大袈裟に書かれていませんが、Yahoo!ニュースなどではかなり話を盛られていました)
この件に関して誰が悪いとか何がいけないとかをこのブログではもう書きたくありません。気になる方はTwitterなどのSNSで詳細を調べてください。
私は今回の件を通して改めて学んだことが一つありました。
それは「宝塚って独特の文化なんだ」ってことです。
そしてこの独特の文化は約100年間ファンとタカラジェンヌだけで勝手に構築して守って来た暗黙の文化なので、均衡が崩れれば簡単に失われてしまうものだということです。
理解され難い”宝塚文化”
国語的な面から見ると文化という言葉は次のような意味を有しています。
総じていうと人間が社会の成員として獲得する振る舞いの複合された総体のことである。社会組織(年齢別グループ、地域社会、血縁組織などを含む)ごとに固有の文化があるとされ、組織の成員になるということは、その文化を身につける(身体化)ということでもある。人は同時に複数の組織に所属することが可能であり、異なる組織に共通する文化が存在することもある。もっとも文化は、次の意味で使われることも多い。
宝塚の文化もまた一社会組織として固有の文化を築いて来た。
しかしそれは宝塚と関わりのない人の目には”理解し難い文化”だと映る事の方が圧倒的に多いはずです。
私が初めて宝塚を観劇した時に驚いたことをいくつか挙げてみるとこんな感じです。
- スターさんが銀橋を渡るときに拍手をする
- ショーの最中は手拍手をする
- 劇場前に立ったり座ったりしている人がいる
- お手紙を渡すときに無言で渡している
宝塚を観劇し始めて8年経つとこんなの当たり前の光景だし何も疑問に思わないのですが、当時はこんな光景をみて「気持ち悪い」と直感的に感じたのを今でも覚えています。何かの宗教か・・とも思いました笑
人は見知らぬ文化・理解し難い文化に出逢うと少なからず嫌悪感を抱くことがあるはずです。
宝塚と縁も所縁もない生活を送っていらっしゃる方々にとって、この文化はかなり奇怪に映るでしょうし、拒否反応を起こす気持ちもなんとなくわかります。
ファンの中にはこの独自の文化を一般の方・宝塚をよくご存じない方に押し付けようとする方もいらっしゃいますが、それは間違いだと私は思います。
そして、今回のニュースでは多くの方が『宝塚のルール・文化って意味がわからない、気持ち悪い」と反応していましたが私はこれに対して何にも反論できないなと思ってしまいました。
そして同時に、宝塚の文化ってなんて脆いものなんだろうと考え込んでしまいました。
ファンと生徒が築き上げた”宝塚ブランド”
歌劇団も勿論干渉していますが、この文化を作り上げて来た主だった人物は間違いなくファンと生徒だと思います。
事務所(歌劇団)も認知はしているけれど過干渉することなく、今まで約100年間ファンとジェンヌさんに一任されて来た公式性も何もない文化であり、その文化が形作ってきたブランドなのです。
誰かがこのルール・独自の文化を理解することなく自己中心的に動き回れば
赤児の手を捻るより簡単に壊れて行く宝塚ブランド。
それが宝塚ブランドだということを生徒もOGもファンである私たちも再認識する必要があるように思いました。
時代の狭間で・・
女性自身で書かれていた言葉を一部お借りするけど、SNSがこれだけ普及している今、ルールの意味を問い直す必要があると思っています。
歌劇団がどれだけ生徒のプライベートなことを管理できているかわかりませんが、SNSが発達した今、もう少し監視する必要があるように思います。これは卒業生含め今一度共通認識を調整して行く必要があるはずです。
また、私たちファンも今までの文化に囚われず、時代に沿った考え方に対応して行く必要があるのかもしれません。
100年と言わず、200年続いて欲しい
私は宝塚独特の文化が好きです。
SNSの発達で昔ほど秘密めいた感じはなくなってしまったけれど、これからもこの禁断の園が100年と言わず、200年、、いや何百年も続いて欲しいと心から願っています。
それでは!
にほんブログ村