おはよございます。
む〜です。
先日、宝塚音楽学校110期生の合格発表がありましたね!
改めて。
合格された皆様、おめでとうございます。
今年は21世紀に入ってから過去最低倍率の17.3倍だったそうですが、それでも17人に一人の逸材ですからね。
やっぱりすごい。
ということで今日は宝塚受験の歴代競走倍率を改めて調べて傾向などを分析してみました!
ご興味ある方はお付き合いください^^
96期〜110期までの受験者数と競走倍率
合格者数が一定じゃないと倍率を比較したときにおかしくなっちゃうので、今回は合格者数が40名になった96期〜110期までの受験者数と競走倍率を出しました。
まずは受験者数と倍率の表から。
期(入学年) | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
96期(2008) | 854 | 40 | 21.35 |
97期(2009) | 1,106 | 40 | 27.65 |
98期(2010) | 1,028 | 40 | 25.7 |
99期(2011) | 940 | 40 | 23.5 |
100期(2012) | 924 | 40 | 23.1 |
101期(2013) | 881 | 40 | 22.02 |
102期(2014) | 1,065 | 40 | 26.62 |
103期(2015) | 1,063 | 40 | 26.57 |
104期(2016) | 1,079 | 40 | 26.97 |
105期(2017) | 1,042 | 40 | 26.05 |
106期(2018) | 965 | 40 | 24.12 |
107期(2019) | 915 | 40 | 22.87 |
108期(2020) | 852 | 40 | 21.3 |
109期(2021) | 697 | 40 | 17.4 |
110期(2022) | 692 | 40 | 17.3 |
見ていただければ分かるとおり、2021年を除いた直近10年でいえば受験者数は大きく減ったりしていません。
年によってばらつきはあるし、104期から110期にかけて明らかに受験者数が減っているけれど、日本の人口が減り続けているのに関わらず宝塚を志す少女たちは毎年必ず800人近くいるなんて・・・。宝塚ってやっぱりすごいよ。
でも昨年〜今年は流石に受験者数が少ないですね。
今年は過去最低倍率と言われていますが、実は去年も「過去最低倍率」だったわけです。
やっぱりコロナの影響かな、、?
昨今の状況を垣間見て、宝塚だけでなく、演劇界を目指す人が全体的に減っているような気がします。
次に倍率を見てみましょう。
史上最高倍率だった82期生の競走倍率48.2から少しずつ落ちていって、今は20〜25倍あたりをうろうろしている感じでした。
去年までの様子では、倍率20倍をあえてキープしているようにも見えましたが、どうもそうじゃないようですね。
冒頭でも書きましたが、2021年からは20倍を下回り17倍という数字になっています。
合格者の構成比
次に110期生の構成は現在編集中です。
お楽しみに!
109期からデータを集めております。それ以前のデータを持っていらっしゃる方は是非お問合せから教えてください!
期 | 合格者数 | 15歳 | 16歳 | 17歳 | 18歳 | 最高身長 | 最低身長 | 平均身長 |
109期 | 40人 | 2人 | 12人 | 12人 | 14人 | 178.4cm | 155.5cm | 165.4cm |
110期 | 40人 | 177.3cm | 154.5cm | 165.6cm |
今後の予想:競走倍率は緩やかに下がっている(受験者数は減っている)
私の今後の予想は
近年の少子化や子供をめちゃくちゃ大事にする近年の風潮から
受験者数は緩やかに減り、競走倍率も以前よりは下がっていく。
です。
まぁ正直な話。
自分に娘がいて「宝塚を目指したい!」と言われたら100%の気持ちで応援してあげられるかというと難しいところで。
多分何度も話し合うことになるだろうし受験に反対すると思うんですよね私><
特に2022年はコロナや戦争で世界的に景気がいいとは言えません。
こんな現状を踏まえると
「宝塚に入るのはいいけど、退団した後どうするの?」とか
「宝塚で人生で一番楽しい時間を使ってしまっていいのだろうか?」とか。
宝塚が好きでいろんなジェンヌさんのその後を知っている分、余計心配しちゃいそう。
子供が決めたことなら全力で応援してあげるべきなんだろうけど、今の日本の状態とか世界の状態を見ていると「おっしゃやったれ!あなたなら大丈夫!」と太鼓判を押してあげることができない涙
受験中も在団中も・・というか退団してその子の人生が落ち着くまで心配しちゃうかも。
ま、こんな私の妄想話はどーでもいいんですが笑
とりあえず、今後に関してはコロナに関係なく、受験者数の減少に伴い競走倍率が緩やかに下がっていく。
と予想しました。
この一年で「希望」を見せられるかが鍵!
今年一年で宝塚歌劇団存続の希望を見せられるかが鍵!!
だと思います。
「宝塚歌劇団に入れば必ず舞台に立てる」
「宝塚歌劇団ははこれからもお客様に夢と届け続ける力がある」
これを受験生の保護者と受験生に見せられるかどうかが、受験者数減少に歯止めをかけられるかの重要ポイントになるでしょう。
がんばれ!宝塚歌劇団!
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