日々の戯言

宝塚歌劇団が考える2番手〜2番手はパンダじゃない〜



おはようございます。

む〜です。

先日サンケイリビングの星組貸切公演を見ながらこう思いました。

「もうすぐこのメンバーの中に愛月ひかるさんが加わるわけだけど、劇団さんは彼女のことをどう考えてこの組に配置するんだろう?」って。

おそらく2番手として彼女は配置されるんだろうけど、最近私の考える「2番手」の概念と劇団の考える「2番手」の概念にズレが生じてきているような気がしてならないのです。

私の考える”2番手”の意味

私の考える2番手の意味は

  • 次期トップ候補

もうこの一択でした。

例え長年2番手を勤めた組で次期トップにならなくても、どこかの組で必ずトップになる

宝塚歌劇団内での厳しい人気争いに勝利し、選ばれた者しか座ることを許されていない2番手という椅子に腰掛けることができたなら、2番手はファンから見ても、劇団から見ても正真正銘の「次期トップ候補」で間違いないし、そうであって欲しい。

そんな風に自分の中で定義づけていたんですね。

「2番手になったからには必ずトップになる。」

こう信じてこの9年間、宝塚の人事と向き合ってきましたが、どうやら私の2番手に対する解釈と劇団が考える2番手の解釈が乖離してきたようです。

劇団が考える”2番手”は?

私が考える2番手の解釈を「次期トップ候補」だとしたら、劇団の考える2番手の意味ってなんなのでしょう?

最近の人事を見ていて思うのは、劇団の考える2番手は

  • 客寄せパンダ

この意味合いがすごく強くなっているように感じます。

今の宝塚歌劇団の考えとしては、次期トップ候補としての役割を担わせるというよりは、「トップを支え、集客を担う」ことを役割として求めているのかもしれません。

2番手に誰かを据える時も”次期トップ候補”として立場を与えるのではなく、”客寄せパンダ”として立場を与えている。

今まで誰もが憧れてきた2番手の立場。

でも正直今なんとも言えない立場になってきてしまったなと思います。

2番手の意味合い・立場がわからなくなってきた

こんな感じなので最近どんどん2番手の意味合いがわからなくなってきてしまったんですよね。

誰かが2番手になったとしても、素直に喜ぶことよりも先に「今の時期に2番手になるって一体どういう意味合いなんだろう?」と勘ぐってしまって純粋に2番手就任を喜べない。

こんなこと言うと「純粋に喜べばいいじゃん」と言われてしまいそうだけど、今までとは2番手の意味合いが緩やかにに変わってきている(と感じている)現状では手放しに喜べないのです。

自分のひねくれた性格に辟易するけど仕方ないでしょう?今までと全然違うんだから・・・。

こんな複雑な思いを抱えながら2回目の星組公演を観ていました。

でわ〜。

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