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宙組「フライング・サパ」のサントラを聴く〜三宅純『Mémoires du Sapa』感想〜



おはようございます。

む〜です。

 

今日は久々のレポになります。

私がめちゃくちゃ楽しみにしていた宙組の「フライング・サパ」

 

残念ながら延期(中止は認めない←)となってしまった本公演ですが、先日楽曲提供してくださっている三宅純先生がTwitterで

 

「フライング・サパのサウンドトラック」(*キャストの音声はなし)発売

 

を告知されました。

 

三宅先生の音楽も楽しみにしていた者としては、これを聴かないという選択肢はない!!

ということで昨日、早速アルバムを購入して聞いてみました。

 

ということで今日はフライング・サパの曲を視聴した感想を書いていきます。

最後までお付き合いいただけたら幸いです。

『Mémoires du Sapa』セットリスト

まずはセットリストチェックから。

 

フライング・サパ(以下サパ)は製作発表会でもほとんど内容が明かされていない、かなりミステリアスな作品です。

あの会見で分かったことは真風さんとキキちゃんのかっこよさ、まどかちゃんの頭身バランスのヤバさだけでした。

 

もしかしたらこのセットリストから公演の内容が少しだけわかるかもしれません。

 

01. Reminiscence of Neurons(ニューロンの回想)
02. Panopticon(全展望監視システム)
03. Reinstallation(再インストール)
04. Underwater Trapeze(水中ブランコ)
05. Ominous Bird(不吉な鳥)
06. Mercury Storm(水星の嵐)
07. Submission(服従)
08. Tango Amnesia(記憶喪失のタンゴ)
09. Summoning Rhymes(召喚の韻)→既存曲
10. Home(家)
11. Distorted Whilom(歪んだ白い雲)
12. Luminous(明かり)
13. Stranger's Dream (見知らぬ人の夢)

*( )内の和訳は私が邦題に訳したものです。

 

いやぁ。。

楽曲タイトルがエモいですよね。

タイトルだけでお腹いっぱいになれる私。

 

09. Summoning Rhymes(召喚の韻)のみが既存の曲で

他12曲は全てこの公演のために書き下ろされた新曲です。

 

さて、ここからは簡単な楽曲感想に移ります。

 

一言楽曲感想

ここではそれぞれの楽曲に対する一言感想を書いていきます。

曲だけなのでこの曲から想像できる何かを皆さんにお伝えできたらいいなと思ってます。

 

このアルバムは暗い曲調の曲が多いので朝や出勤時に聞くのはお勧めしません笑

01. Reminiscence of Neurons(ニューロンの回想):女性の不安げなナレーション(製作発表会で真風さんが冒頭で話していたナレーションっぽい)から13の曲へ入る。
02. Panopticon(全展望監視システム):展望台の光がサイレンのようにゆっくりと回っている姿を想像させる。
03. Reinstallation(再インストール):調整するような音が入った後にゆっくりと13の曲が再度流れ始める。
04. Underwater Trapeze(水中ブランコ):13の曲調から一転、弾けてファンタジーのようなどこか夢っぽい曲へ。
05. Ominous Bird(不吉な鳥):誰かの絶え間ない息遣いと時折聞こえる鳥のさえずりが不穏。一番怖い曲。
06. Mercury Storm(水星の嵐):このアルバムの中で唯一テンポが速い曲。何かから逃げているような、逃げたくなるような曲。
07. Submission(服従):13の曲だけど緩やかに死んでいく感じ。
08. Tango Amnesia(記憶喪失のタンゴ):唯一のVo入り曲。宝塚っぽさを少しだけ感じる
09. Summoning Rhymes(召喚の韻):緩やかな曲調なのに緊張感が続く曲。煙の中に閉じ込められているみたい。
10. Home(家):不穏な雰囲気は変わらず。何を持ってHOMEとするのかが不明。
11. Distorted Whilom(歪んだ白い雲):お寺の鐘のような音が印象的。寺院の中のよう。
12. Luminous(明かり):10と同じようなじりじりと炎が燃えるような音が聞こえる。曲調は心なしか穏やか。
13. Stranger's Dream (見知らぬ人の夢):製作発表会の曲。メインテーマかな?

 

正直に言います。

 

これを本気で宝塚でやろうとしていたのか!?

 

異色という言葉も新境地という言葉も似合わない。

 

ダーク・アンビバレント?ちっく。

 

ひたすら「ウエクミ正気か・・?」と思ってしまうサントラでした。

 

唯一のボーカル入り曲「Tango Amnesia」

さて、このアルバムの中で唯一ボーカルが入っているのが「Tango Amnesia(記憶喪失のタンゴ)」

おそらくこの作品に関わる重要な内容がこの歌詞の中に入っているのでがないかと思い曲を聞いてみたら

 

まさかのフランス語〜(´∀`)Bonjour/

 

ふんふんと聞き流すぶんには何の問題なかったけど、今回はサパ観劇を待ちきれないので楽曲でフライングすることが私の目的だったので

Google先生に丸投げして訳してもらいました。

 

なのでここで全部和訳してもらった歌詞を書くこともできるけど、あの歌詞は物語の核心に触れているよに感じました。

盛大なネタバレになるのを避けるため一部のみここに載せておきますね。

 

何度か繰り返されるこの歌詞↓

Sans voix ni rime
Comment m’y retrouver en chemin ?
Sans voix ni rime
Comment m’imaginer à demain ?
(和訳)
声や韻なしに
どうすれば自分の道を見つけることができますか?
声や韻なしに
どうすれば明日を想像できますか?

 

歌詞が不穏すぎて泣く・・(震)

これは誰にとっての歌詞なのか?

まどかちゃんのお役かな??

 

あぁどんな内容なのか本当に気になる。

 

お気に入りの曲

お気に入りの曲は今のところ

 

13. Stranger's Dream (見知らぬ人の夢)

 

なんだけど、

 

果たしてこの曲が何を意味するのか?

フライングサパ はどんなお話なのか?

 

は未だ分からず。

 

このアルバムは間違いなくサウンドトラック。

聴けばまだ見ぬ「フライング・サパ」の世界観へグッと引き込まれます。

 

フライングサパ への期待を抑えられない同志には是非聴いていただきたい!!

そしてともに語り合おう!

 

願わくば、フライングサパ が公演できますように・・。

 

それではまた明日!

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