おはよございます。
む〜です。
今日は加速し始めているように感じる宝塚歌劇団95期フルセットへのカウントダウンについて取り上げていきます。
れいこさんは全ツの代わりである赤坂ACTシアターでの公演も間も無く始まりますし(「ダルレークの恋」!ずっと生でみたかったやつなんだけどチケット取れるかなぁ)、いよいよ95期でトップを揃えてきそうな勢いを感じます。
各組95期の現状
まずはここで各組95期の現状を考えていきましょう。
花組
柚香光:2019年11月25日付で花組トップスター就任
水美舞斗:3番手(バウ単独主演済・DS決定)
月組
月城かなと:2番手羽。2021年2月赤坂ACTシアター/ドラマシティ(9月の初全国ツアー主演の振替?)
雪組
朝美絢:4番手(バウ単独主演済・東上公演決定)
星組
礼真琴:2019年10月14日付で星組トップスター就任
瀬央ゆりあ:3番手(バウ単独主演済)
宙組
桜木みなと:3番手(バウ単独主演済・東上済)
以上が各組の95期男役事情になります。
現在95期男役でトップになっている方は2名。
そして近年のトップ就任前の恒例行事である”全国ツアー”を次にクリアするのは月組の月城かなとさん。
(2020年9月に全国ツアーが予定されていましたが、上演作品は変えずにACTとドラマシティーでの公演になりました。)
次点は去年東上公演を果たした桜木みなとさん。
その次は今年5月に東上予定の朝美絢さん。
その他の95期はバウ主演までで足並みを揃えている状態ですね。
さて、ここから95期の同時期トップは実現するのでしょうか?
95期同時期トップは荒療治
れいこさん全国ツアーが決まった時、
「劇団は95期同時期トップを実現させようとしているのではないか?」と考えた人も多いかと思います。
私も「もしかして」と思った一人でした。
ただ考えれば考えるほど95期同時期トップは荒療治だし、他のジェンヌさんの犠牲必須の体制なんです。
例えばですが、仮にれいこさんが月組でトップになった後、5組全てを95期で揃えようとするとこのようなことが起こります。
花組:動きなし
雪組:彩風咲奈さんの短期
月組:月城かなとさんが順当にトップへ
星組:動きなし
宙組:芹香斗亜さんの短期 or 桜木みなとがキキちゃんを抜かしてトップに
雪組と宙組は2番手さんが95期よりも上級生さんです。
すなわち、95期の同時期トップを目指すとなるとその周りの学年にかなりの迷惑を被るわけなんですよ。
95期同時期トップは必要か?
以前からずっと思っていたのですが、95期の同時期トップって必要なんですかね?
もし必要だとしたらそれは誰のために必要な体制なのでしょうか?
95期の同時期トップは確かに話題性もあって華やかかもしれない。
タカスペもいつもとは違う盛り上がりがあるかもしれない。
でもその話題性や華やかさのために誰かのジェンヌ人生を犠牲にしていいのかが私は疑問です。
なるべき人が順当にトップになるべき。
ファンだって馬鹿じゃない。
月組のあの人事で劇団も少しは学んでほしいです。
95期は素敵な人材が揃っているし、他に95期のトップが出るのは素晴らしいことだけど、誰にでもタイミングというものがあるはず。
コロナの影響もあって、前よりも95期同時期トップ時代を作ろうという動きは見えませんが、全体の流れとしてはコロナ前から変わっていないように感じます。
一人一人の生徒さんを大切にして決断して行ってほしいですね・・。
それではまた明日。
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