日々の戯言

宝塚歌劇、座席料金一部値上げに関する私の意見(宝塚歌劇団のオリジナリティとは)

おはようございます。

む~です。

 

だいぶまえに発表された宝塚歌劇の座席料金に関して、個人的に思うところがいくつかあったのでこのブログにまとめておこうと思います。

発表された当日は

「高くなるんだ~。残念だな~」とか、

S9,000円越えは痛い・・」とか、

そんなことしか思わなかったのですが、この数日間で改めて値上げについて考えてみるとそれ以上に考えさせられることがありました。

今日は私個人の考えをここにまとめておこうと思います。

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座席料金一部値上げについて

まだ座席料金の一部値上げについてご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、当日書いた記事を貼っておきます。

値上げの内容については下の記事をご覧ください。

宝塚歌劇公演の座席料金が一部値上げされます。 宝塚歌劇団が値上げに踏み切りました! 時代の流れ的にコレは致し方ないですね・・・。 東京のS席価格が9000円超え・...

「値上げ」はしょうがない反面・・。

基本的に、今回の値上げに関しては「しょうがない」と思っています。

  • 近年、物価が上昇していること。
  • そして10月からは消費税が10%に値上がりすること。

この2点を考えれば、座席料金の一部改定は「致し方ない・しょうがない」と考えざるおえません。

舞台装置のランニングコスト、衣装の布代などなど、私には考えが及ばないようなところでもコストはかかっているでしょうから、宝塚歌劇団が活動拠点としている日本全体が価格高騰している今ではこの決断はやむ終えません。

今回の値上げは前回の値上げから約5年半ぶり

他の劇場・劇団では一万円台が当たり前のS席を5年間、8,000円台で見れたことには感謝しないといけないなと思っています。

しかし、ちょっとした疑問も生まれます。

「近年、音響や照明といった舞台装置が高度化」していることはよく分かりますが、

「演出も多様化して」いるでしょうか?

また、値上げすることによって「オリジナリティを追求し、華やかでクオリティの高い公演作品の提供」を常に出来るといえるのでしょうか?

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「演出の多様化」と「オリジナリティの追及」

ここ最近、過去作品の再演外部作品を積極的に取り入れ始めた宝塚歌劇団。

私からするとこれのどこが「演出の多様化」で「オリジナリティの追及」なのかがわかりません。

はっきり言えば、現状は理想から逆行しているのです。

「オリジナリティの追求」?

特にお芝居に関しては「オリジナリティの追求」が出来ているとは今のところ思えません。

宝塚オリジナルの新作はここ最近めっきり少なくなり、代わりに「外部作品」や「漫画の舞台化」、「過去作品の再演」が多くなりました。これが劇団のいう「オリジナリティの追及」なのでしょうか?

「外部作品」や「漫画の舞台化」が宝塚らしさ(オリジナリティ)につながるとは到底思えません。

「演出の多様化」?

さらにいえば「演出の多様化」は「外部作品」を取り入れて発生しているものであり、宝塚歌劇のオリジナル作品では「演出が変わったなぁ」とか「珍しい演出だなぁ」と思ったことはありません。緞帳を映像仕立てにしているオリジナル作品もありましたが、なんか映像だと安っぽく見えるしなぁ・・・。これといった「演出の多様化」を感じません。

外部作品を上演するときだけ「演出の多様化」を謳ってもどうしようもないと思うわけです。

ショーに関しては演出の多様化が見られますが、どれも「多様化」というほどではない気がします。例えば、近年でいえばジャニーズ風の場面(若手の場面)とか、ショーの背景がげ映像かしているとか・・。そこまで多様化しましたかね?

ボイスチェンジャーやレーザービームなどの機材による演出の多様化はわかりますけど、ショーの流れもその演出も基本的には昔からさほど変わっていません。

この点を考えると「演出の多様化」って何を指しているのか、理解しかねます。

「華やかでクオリティの高い公演」が連発されることを期待

ここまで不満をダラダラ書いてしまいましたが、要は値上げすることによって「演出の多様化」も「オリジナリティの追及」も進んでくれれば一向に構いません

そして最終的に今まで以上に「華やかでクオリティの高い公演」を見せてくれれば何の文句もありません。

それだけの対価に見合った公演をお届けできる、新人公演以外で「学芸会」レベルの公演は行わない。舞台のクオリティを最低限維持、

それがこの値上げに対する劇団の意気込みであり、お客様への宣誓だと信じています。

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私から劇団への要望

ここからは「値上げするからにはやってほしい」と思っている要望を書きます。

劇団の理想としている「華やかでクオリティの高い舞台」を作り上げるには、舞台上のケアだけでなく劇場全体、いうなればお客様側へのケアも必要になってきます。

先日劇団から発表された言葉をお借りするのであれば「サービスの向上」といったほうがいいかもしれません。

ここでは、私が今最も行ってほしい「サービス向上」について箇条書きで紹介します。

・チケット転売対策(高額転売への対応、転売防止対策の確立)

・劇場内の通信機能抑止装置設置

主にこの二点ですね!

値上げするのであれば、この二点も「サービス向上の一環として」積極的に取り組んでいただきたいです。

あ、SNSを見ていると「東京宝塚劇場の一階後方席は値下げして欲しい(もしくはA席として扱って欲しい)」という意見も見られるのですが、これって今回の値上げに関係ないですよね。だって8,800円のときも同じ席割りでしたけど、後方をA席に!という声はここまであがっていませんでしたし。

値上げする前から要望を出していたのであれば分かるのですが、値上げとこの件は一緒にしないほうがいい気がするのであえて要望リストからはずしてあります。

もちろん、一階席後方座席がA席になるのには喜んで賛成しますけどね^^

あともう②つ!劇団内部に対する要望がありました。

それは、

・座付き脚本家・演出家の育成

・タカラジェンヌの労働環境の整備

です。

この2点も今回の値上げで少しは改善して欲しい思います(切実)

「値上げ」は期待を産む

今回の値上げに対しては人によって色んな想いがこみ上げていると思います。

ひとりひとりのファンの意見に対していちいち反応するのは労力の無駄だし、企業としてここは決然とした態度をとり続けるべきでしょう。というか、そういう態度をとるしかないですよね。

ただ、劇団さんにこれだけは知っておいて欲しいのは、「値上げ」するということは、それ相応の質をあらゆる面で求められていくということ。

私も含めて多くのファンは今回の「値上げ」でいろんなことに対して「期待」をします。

値上げした分の差額でどれだけ私たちファンを魅了してくれるのか。

どれだけ応援しているタカラジェンヌが働きやすくなるのか。

注目していきたいとおもいます。

でわ~。